八柱霊園 でのお墓・納骨・墓じまいなどを
お考えの方は千代田家 石材店 へご相談ください。
「墓じまいを考えているけれど、どの業者にお願いすれば安心なのだろう…」と不安を感じていませんか。
実は今、墓じまい後の墓石が不法に投棄されてしまう問題が全国で報じられています。
“格安処分”をうたう業者の中には、適正な処理を行わず、山林や空き地に放置してしまうケースも。
兵庫県淡路島では1,500トンもの墓石が山中に積み上げられ“墓石の墓場”と化し、北九州市では約5トンを投棄した業者が逮捕されています(参考:FNNプライムオンライン、産廃メディア)。
こうした事例は決して特別ではなく、依頼者が知らないうちに違法に関与してしまうリスクもあります。
大切なお墓だからこそ、値段だけで決めるのではなく、信頼できる石材店に依頼することが重要です。
目次
なぜ墓石の不法投棄が起きるのか
墓じまいを考える方が増えている今、実は「撤去した墓石の行方」が大きな課題となっています。
本来であれば、墓石や基礎コンクリートは産業廃棄物として許可を持つ業者によって適正に処分されなければなりません。
しかし現実には、山林や空き地などに不法投棄されてしまうケースが後を絶ちません。
では、なぜこのような問題が繰り返されているのでしょうか。
墓じまいの急増と処分費用の高騰
近年、少子化や核家族化の影響で「墓じまい」を選択する世帯が急増しています。
ある調査では、墓じまい件数がここ10年で約2倍に増えたとも指摘されています。
撤去に伴い発生する墓石やコンクリートは重量物で、処分費用は決して安くありません。
そのため、一部の業者が「処分費を浮かせたい」という動機で不法投棄に走ってしまう背景があります。
「格安処分」の裏に潜む危険
「他社より安く処分します」というキャッチコピーに惹かれてしまう方も少なくありません。しかし、処分費が相場より極端に安い場合、その裏側では不法投棄によってコストを押し下げている可能性があるのです。実際に、北九州市では業者が約5トンの墓石を山中に埋設し、廃棄物処理法違反で逮捕されました(参考:産廃メディア)。依頼者自身は知らなかったとしても、結果的に「違法行為に関与した」というリスクを背負うことになりかねません。
地域全体に及ぶ悪影響
兵庫県淡路島では、撤去された墓石が山中に長年放置され、総量1,500トンにものぼる“墓石の墓場”として報道されました(参考:FNNプライムオンライン)。このような不法投棄は、景観を損なうだけでなく、地域の環境負担や行政コストの増大にもつながります。つまり「安さを求めた選択」が、結果的に地域社会に負担を与えてしまうのです。
実例から学ぶ不法投棄のリスク
墓じまいを依頼する際に最も恐ろしいのは、「安さを優先した結果、ご先祖様のお墓が不法投棄されてしまう」ことと「依頼者も責任を問われてしまう」という事態です。
不法投棄という行為は、単に墓石を放置する行為以上の重い意味を持ちます。
ここでは、実際に報じられた事例を5件を通して、不法投棄のリスクを具体的に見ていきましょう。
事例1:淡路島 “墓石の墓場” 1,500トン超(兵庫県南あわじ市)
兵庫県淡路島で、撤去された墓石が山林に積み上げられ、総量1,500トンを超える“墓石の墓場”として報じられています。
地域では長年放置されてきたこの現場が、観光インフラ整備に絡めて駐車場活用案なども検討されています。
(参考:FNNプライムオンライン【“瀬戸内の絶景スポットそばに“墓石の墓場”…1500トンが不法投棄”】 FNNプライムオンライン、および事例まとめサイト【不法投棄された墓石-南あわじ市の実例とは】 西神清掃+1)
長期間放置されると、撤去コストは天文学的に上がり、土地所有者・行政も手が出しづらくなる。
事例2:南あわじ市の追加解説コラム(報道・業者問題を含む)
南あわじ市の現場について、地域コラムでは業者の責任放棄・土地所有者の対応困難性・処分費高騰という構図を詳述しています。記事は、私有地であること、強制撤去が難しいこと、そして業者が倒産・所在不明になった後の負担などを指摘しています。
(参考:MBP Japan コラム「兵庫県南あわじ市の墓石不法投棄問題~墓じまいと処分費用に潜むリスク~」 マイベストプロ全国版)
教訓:業者が姿を消したり、土地所有者・行政が撤去できない状況になると、責任所在が曖昧になり、地域・住民に負担が残る。
事例3:大阪・兵庫などで業者社長ら逮捕(全国ルポ「墓石の墓場」報道)
ある山林で積まれた墓石群を巡るルポ記事で、2008年にこの山林へ不法投棄したとして墓石販売業者の社長らが逮捕された例が紹介されています。
記事には、刻銘が残る墓石や家名入りのものが混在している光景が描かれています。
(参考:livedoorニュース「不法投棄が横行して全国各地に‘墓石の墓場’が出現」 ライブドアニュース)
刻銘のある墓石を放棄するということは、依頼者・遺族の記録や尊厳をも放棄するリスクにつながる。
事例4:宮城県岩沼市で墓石約11トン投棄疑惑
プレジデントオンラインの記事によれば、宮城県岩沼市の解体業者が墓石約11トンを不法投棄した疑いで捜査された事例があります。
また、福岡県北九州市では53基(約5トン)の墓石を土中に埋設し処分を逃れようとした業者も。
(参考:プレジデントオンライン「‘ベンツ一台’の高級品がゴロゴロある…激安で墓石引き取り」 PRESIDENT Online(プレジデントオンライン))
規模が大きくなると、違法性も摘発されやすくなるだけでなく、被害者側の精神的・金銭的コストも大きくなる。
事例5:山奥に積まれた墓石群
FRIDAYのルポ記事では、山奥の無人地帯に大量の墓石群が積まれている様子が報じられています。
記事は“墓石の墓場”という表現を用い、散乱した刻印のある石や墓名が見える墓石を取り上げています。
(参考:FRIDAYデジタル「不法投棄が横行して全国各地に‘墓石の墓場’が出現!」 FRIDAYデジタル)
放置の年月に比例して荒廃・劣化が進み、撤去難度が格段に高まる。報道映像化されれば社会的責任も伴う。
実例を通して見えてくるリスク
これら5件の実例を通して見えてくるリスクは、以下のように整理できます:
リスク | 内容 |
---|---|
長期放置コストの増大 | 撤去・処分にかかる費用が膨大になり、関係者が対応しにくくなる |
記名墓石の尊厳喪失 | 刻銘・家名入りの墓石が乱置されると、ご先祖様への尊厳を傷つける |
発覚・摘発の可能性 | 規模が大きいほど報道・摘発につながりやすい |
責任所在不明化 | 業者が倒産・逃亡すれば、撤去責任が残される |
地域・行政負担 | 撤去費用を自治体が負担したり、景観被害・環境問題を抱えたりする |
依頼者として大切なのは、これらの“教訓”を前提に「価格」だけで業者を選ばず、
適正処理
証跡提出
許可番号
提示ができる石材店かどうかを見極めることです。
信頼できる石材店を見分けるポイント
「墓じまいをお願いしたら、後で不法投棄されていた」――そんな事態は決して他人事ではありません。
依頼者自身がトラブルに巻き込まれないためには、信頼できる石材店を見極める目 が必要です。
ここでは確認すべきポイントを整理します。
見積書に「処分の流れ」が明記されているか
信頼できる石材店の見積書には、単に「撤去費」ではなく、以下のような具体的内訳が記されています。
撤去作業費
運搬費
中間処理・最終処分費
さらに、処分場や運搬業者の情報、マニフェスト(産業廃棄物管理票)の有無まで説明してくれる業者は安心できます。
許可業者との連携体制を示しているか
墓石は産業廃棄物に該当するため、収集運搬や処分には都道府県の許可を持つ業者が必要です。
石材店が以下を提示できるかどうかを確認しましょう。
収集運搬業者の許可番号・有効期限
処分場の名称・所在地
契約の有無と証跡書類
許可証のコピーを提示できない場合は注意が必要です。
証跡を提示できるかどうか
適正に処分された証拠(写真・計量票・受領書など)を依頼者に渡せるかは、信頼性の大きなポイントです。
「処分後の証跡をきちんとお渡しします」と明言してくれる業者は安心材料になります。
実績と地域での評判
施工実績が豊富で、地域住民や寺院から信頼を得ている石材店は、不法投棄のようなリスクを避ける努力を怠りません。
口コミやホームページの「施工事例」を確認し、過去の実績を比べてみましょう。
「安さだけ」を強調していないか
「格安」「最安値」ばかりを強調する業者は要注意です。
墓じまいには人件費・運搬費・処分費が必ずかかるため、相場より極端に安い見積もりには裏がある可能性があります。
信頼できる石材店を選ぶことは、単にお墓を撤去するだけでなく、ご先祖様を最後まで大切に扱うことにつながります。
依頼者自身が確認を怠らず、
「適正な処理をしているか」
「証拠を出せるか」
を基準に選ぶことで、不法投棄という悲しい結末を防ぐことができます。
依頼者の声に学ぶ ― 安心できる墓じまい体験談
墓じまいをお願いしたいけど、どの業者に頼めばいいのか分からない。
そう感じている方は少なくありません。
ここでは、実際に墓じまいを経験された方々の声を通して、“安心できる墓じまい” のポイントを見ていきましょう。
「説明が丁寧で安心できた」― 70代・女性
最初に見積もりをお願いしたときから、撤去から処分までの流れを丁寧に説明してくれました。
他の業者では“全部込みでこの金額です”と言われただけだったので、細かく教えてくれたのが安心でした。
このお客様は、「どこでどう処分されるのか」をきちんと知ることで、“安さ”ではなく“信頼できる対応”を重視するようになったと話していただけました。
最終的に、心から納得のいく墓じまいができたそうです。
「処分後の写真を見せてもらえてホッとした」― 60代・男性
撤去後の写真だけでなく、撤去中の現場写真まで送ってくれました。
自分の目で確認できたのがとても安心で、“最後まできちんとしてくれた”という信頼につながりました。
石材店によっては、撤去中の現場写真を省略してしまうこともあります。
しかし、こうした“見える安心”があることで、依頼者は心からお墓を見送ることができます。
「急がず、供養の気持ちを大切にしてくれた」― 50代・女性
お墓を片付けることに後ろめたさがあったのですが、“墓じまいはご先祖様への感謝の節目”という言葉に救われました。
作業前に僧侶の方を紹介してくださり、閉眼供養も一緒に行えて安心できました。
信頼できる石材店は、作業の“速さ”だけではなく、供養の心を大切にした進行を心がけています。
墓じまいは「終わり」ではなく、「想いを引き継ぐ」時間でもあるのです。
「安さより、確実さを選んでよかった」― 40代・男性
「ネットで格安の業者も見つけましたが、不安だったので地域の石材店にお願いしました。
親身になって相談をしていただき、地元で長年やっているだけに信頼感が違いました。
「格安処分」という言葉に惹かれてしまう気持ちは誰にでもあります。
ですが、実際に体験された方々の多くが口をそろえて言うのは“安さより確実さ”が後悔しない選択だったということです。
安心の墓じまいには「見える安心」と「寄り添う姿勢」
体験談からわかるのは、安心できる墓じまいには共通点があるということ。
作業内容・処分方法を明確に説明してくれる
証跡や写真などを提示してくれる
供養の気持ちを大切にしてくれる
これらをきちんと行ってくれる石材店こそ、「ご先祖様を想う気持ち」に寄り添った、まっとうな墓じまいをしてくれる業者です。
墓石は“廃棄物”ではない ― ご先祖様を敬う最後のプロセス
墓じまいの現場では、どうしても「撤去」「処分」という言葉が使われます。
しかし本来、墓石は単なる“廃棄物”ではなく、ご先祖様とのつながりを象徴する大切なものです。
最後にこの章では、墓石をどう扱うかというプロセスに込められた意味を考えてみましょう。
墓石に宿る「想い」と「歴史」
墓石は、何十年、時には百年以上にわたって家族を見守ってきた存在です。
そこには、家族の歴史・祈り・感謝の気持ちが刻まれています。
墓じまいの際にその石を撤去することは、単なる物理的な作業ではなく、“ご先祖様を送り出す儀式”でもあります。
そのため、信頼できる石材店では、撤去前に閉眼供養(魂抜き)を行い、
「これまでありがとうございました」という気持ちを込めてお墓に手を合わせてから作業を始めます。
墓じまいは、ご先祖様への「最後のご挨拶」
墓じまいを終えた後、「ほっとしたけれど、少し寂しい」という声をよく耳にします。
それは、誰もが無意識に“ご先祖様とのつながり”を感じているからです。
だからこそ、撤去前にお寺や霊園で閉眼供養を行い、「今まで本当にありがとうございました」と手を合わせることが大切です。
それは心の区切りであり、ご先祖様を敬う最後のプロセスに他なりません。
「正しい手順で終える」ことが、次の世代への贈り物
墓じまいを正しい方法で行うことは、単に「自分の代で片付ける」という意味だけではありません。
それは、子や孫にも責任と敬意を伝える行為でもあります。
不法投棄のような問題を防ぐことは、自分たちの世代が“まっとうな形で供養を引き継ぐ”という社会的責任です。
正しい方法で終えることが、次の世代に「安心して供養できる未来」を残す第一歩になります。
安さより“正しさ”を選ぶ決断を
墓じまいは、ただお墓を片付けるだけの作業ではありません。
それは、ご先祖様を思い、未来へとつなぐ大切な“心の節目”です。
これまでご紹介したように、墓じまいの現場では、格安処分を売りにして不法投棄といった深刻な問題が起きています。
しかし、そんな時代だからこそ、「正しい手順で終える」ことの価値がより大きくなっています。
ご先祖様に恥じない選択を
「安いから」「早いから」といった理由だけで選んでしまうと、結果的にご先祖様の尊厳を損ねることになりかねません。
墓石は決して単なる“廃棄物”ではなく、家族の想いと祈りが刻まれた大切な存在です。
その石を最後まで丁寧に扱うことが、供養の本質ではないでしょうか。
選ぶ基準は“価格”ではなく“誠実さ”
適正処理を行い、すべての工程を明確に説明してくれる石材店は、ご先祖様を思う心を何よりも大切にしています。
墓じまいを依頼する際は、「この人になら任せられる」と感じられる誠実な対応かどうかを確かめてください。
正しい方法で墓じまいを行うことは、環境を守り、地域の景観を保ち、次の世代に安心を残すことでもあります。
誠実な供養は、未来の家族への贈り物です。
墓じまいの本当の目的は、「終わり」ではなく「感謝」です。
不法投棄のない、心からの供養を。
それが、ご先祖様へのいちばんのご報告になるはずです。
監修者情報
渡辺裕
(わたなべゆたか)
1984年生まれ。千葉県松戸市育ち。
実家が石材店のため、幼い頃からさまざまなご家族様の供養に触れて育つ。
大学卒業後は法人向けソリューション営業に従事し、その後当石材店に勤務。
多くのご家族様のお墓の建立に携わり、2017年に4代目店主として代表取締役に就任。
終活に関する資格を多数所有し、幅広い知識と経験でお客様に寄り添ったサポートを心がけている。
有限会社 千代田家石材店/代表取締役
いのちの積み木/認定 ファシリテーター
一般社団法人 日本石材協会/認定 お墓ディレクター 2級 認定番号 21-200080-00
一般社団法人 終活カウンセラー協会/終活カウンセラー 2級
一般社団法人 終活協議会/終活ガイド 2級
一般社団法人 日本看取り士会/看取り士
一般社団法人 日本尊骨士協会/尊骨士
有限会社 松戸ペット霊園/メモリアルアドバイザー
お問合わせ
【一般社団法人 終活カウンセラー協会認定】
【一般社団法人 尊骨士協会認定】
【いのちの積み木 認定ファシリテーター】
【ペットメモリアルアドバイザー】
【和モダンスタイル 認定優良石材店】
【プペルメモリアル 正規販売特約店】
【みちのく銘石 正規認定取扱店】
【八柱霊園石材同業組合 会員】
有限会社 千代田家石材店
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