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葬儀社に任せて大丈夫?納骨を誰に頼むかで変わる!後悔しない納骨式の迎え方

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八柱霊園 でのお墓・納骨・墓じまいなどを
お考えの方は千代田家 石材店 へご相談ください。

納骨は「遺骨を納めるだけ」と思われがちですが、実際にはお墓の構造を理解した専門的な作業です。

近年では、葬儀の延長として葬儀社で葬儀と抱き合わせで納骨が組み込まれているケースも見られます。
また、「費用を抑えたい」という理由から、建築業者や便利屋、自分で行う方も増えています。

しかし、納骨作業を“安さ”や"専門業者以外"で選ぶと、思わぬトラブルや修繕費が発生することがあります
たとえば、目地がきちんと施工されていなかったり、次回の納骨ができない状態にされてしまうケースも。

大切なお墓を長く守るためには、施工の正確さと責任体制が欠かせません。

本記事では、葬儀社など石材店以外に依頼した際に起こりやすいトラブルや、信頼できる石材店を選ぶためのポイントをわかりやすく解説します。

目次

納骨作業、“どこに頼んでも同じ”と思っていませんか?

「納骨=遺骨を納めるだけ」ではない

納骨というと、「骨壺をお墓に納めるだけ」と考える方も少なくありません。
しかし実際には、お墓の構造や石材の性質を理解した上で行う専門的な作業です。

お墓は、複数の石を組み合わせて作られており、内部には「カロート(納骨室)」と呼ばれる空間があります。
その構造を理解せずに上部の石を動かしたり、目地を外すと、石の割れやズレ、歪みなどのトラブルが起こる恐れがあります。

納骨作業は単なる埋葬行為ではなく、お墓の状態を確認し、これからも安心して使えるように整えるための工程でもあります。
「遺骨を納める作業」と「お墓を守るための点検」が一体となっている――それが、石材店が行う納骨作業の本質です。

なぜ“石材店”が行うべきなのか

納骨の作業は、本来お墓の専門家である石材店が行うものです。
なぜなら、石材店は墓石の設計や施工を手掛けており、どのように開け、どのように戻せば次回以降の納骨にも支障がないかを熟知しています。
さらに、専用の工具やボンド、目地材を使うことで、見た目の美しさと耐久性の両立を図っています。

また、石材店では納骨時に合わせてお墓の状態を確認し、必要があれば目地の補修や清掃も提案します。
「納骨=お墓のメンテナンス点検」という視点を持つのが、専門業者ならではの強みです。

“葬儀と抱き合わせの納骨プラン”に注意

近年は、葬儀社で「葬儀+納骨」を抱き合わせプランとして提案されるケースが増えています。

一見すると便利で安心に感じますが、実際には作業を外注業者に丸投げしている場合も多く、「誰がどのように施工したのか」がわからないまま終わってしまうこともあります。

たとえば、専用の目地材が使われず、数年後に隙間ができてしまったり、次回の納骨時に開けられなくなるほど固められていたりするなど、品質や責任の所在が不明確になりがちです。

「安さ」や「手軽さ」で選んでしまうリスク

「納骨だけだから」「少しでも安く済ませたい」といった理由で、建築業者や便利屋、自分たちで納骨作業を行う方も増えています。
しかし、石の扱いに慣れていない人が作業を行うと、見えない部分にトラブルを残す危険があります。

たとえば、カロート内に水が入りやすくなったり、石がわずかにズレて開閉に支障をきたすなど、すぐには表面化しない“後からの修繕リスク”が発生します

安さで選んだ結果、後に高額な修繕費がかかることも少なくありません

納骨は「お墓を守る第一歩」

納骨作業は、遺骨を納めるだけではなく、お墓全体の安全性を確かめる大切な機会です。
構造を理解した専門業者が、丁寧に施工・確認することで、次世代まで安心して使い続けられるお墓を保てます。

「どこに頼んでも同じ」ではなく、「誰に任せるかで結果が変わる」。
それが、納骨作業の本質であり、石材店に依頼する最大の理由です。

納骨を依頼できるのはどんな業者?それぞれの特徴を比較

主な依頼先は4つ

納骨作業をお願いできる業者には、主に以下の4つのパターンがあります。

石材店(専門業者)
葬儀社(葬儀との抱き合わせ)
建築業者・便利屋など(非専門業者)
ご家族による自分たちでの作業(DIY)

一見どこに頼んでも同じように見えますが、実際には施工内容・使用道具・責任範囲が大きく異なります
ここでは、それぞれの特徴と注意点を見ていきましょう。

石材店:構造を理解した専門施工ができる

石材店は、お墓の設計・施工・修繕を専門とする業者です。
墓石の構造や組み方、使われている石材の種類を熟知しており、納骨に際してどこを外し、どの部分を保護すべきかを正確に判断できます。

また、専用の工具・接着剤・目地材を使用し、次回の納骨もスムーズに行えるよう計算して施工します。
さらに、作業前後に墓石の状態を点検し、ひび割れや目地の劣化などの早期発見にもつなげています。

信頼できる石材店であれば、施工後の保証やアフターフォローも充実しており、万一のトラブル時にも安心して相談できます。
納骨を「お墓を守る一環」として捉えているのが石材店の大きな特徴です。

葬儀社:便利だが、施工の実態が見えにくい

葬儀社によっては、「葬儀と納骨をセットで行います」といった抱き合わせプランを提案しているところもあります。
忙しい時期にまとめて依頼できる点は便利ですが、実際に施工を行うのは外注の下請け業者であることが多く、「どの業者がどんな作業をしたのか」が不明確になりがちです。

石の扱いや構造知識を持たない業者が作業に入ると、目地の施工が甘かったり、石を無理に動かして傷がついたりといった問題が後から見つかることもあります
施工ミスが起きても責任の所在が曖昧になりやすく、修繕費用を自己負担せざるを得ないケースも

費用だけで選ぶのではなく、「実際にどの業者が現場に入るのか」を必ず確認しておくことが大切です。

建築業者・便利屋:対応可能でも、専門性に欠ける

建築や外構工事を行う業者、または「なんでも屋」と呼ばれる便利業者が、納骨の依頼を受ける場合もあります。
確かに石を扱う仕事に関わっていることもありますが、墓石は建築石材とは構造も用途も異なります。
専用工具や目地材が使われないと、雨水の侵入や石のズレなどを引き起こす原因なりかねません。

また、墓地によっては「石材店以外の施工は禁止」と定められている場合もあるため、安易に依頼すると墓地管理者とのトラブルになるおそれもあります

自分たちでの作業(DIY):思わぬ損傷や危険のリスクも

近年では、「納骨だけなら自分でもできる」と考え、ご家族が直接行うケースも増えています。
しかし、墓石は数十キロ以上ある石を組み合わせて設置されており、素人が持ち上げたり動かしたりすると、指を挟む・石が倒れるといった危険もあります

さらに、正しい手順で開け閉めをしないと石が欠けたり、戻したときに隙間ができてしまうことも。
お墓の安全性と見た目を保つためにも、DIYは避け、専門業者に任せるのが最も確実です。

見えない部分こそ「専門知識」がものを言う

納骨作業は、外からは見えない部分にこそ技術の差が表れます。
石の組み方や密着の仕方、目地材の種類一つで、お墓の寿命は大きく変わります。

費用の安さや手軽さだけで判断せず、「施工技術」「責任体制」「アフターフォロー」まで確認して依頼先を選ぶことが、安心して納骨式を迎えるための第一歩です。

石材店以外に頼んだときに起こりやすいトラブル

下請け業者に丸投げされていたケース

葬儀社や建築業者に納骨を依頼したところ、「実際の作業を別の下請け業者が担当していた」そんなケースは少なくありません。
「依頼した会社」と「現場で作業した人」が異なるため、施工ミスがあっても責任の所在が曖昧になり、修繕対応が断られることもあります

たとえば、目地の接着剤を誤って選定したり、石をずらしたまま閉めてしまったりと、ほんの小さなミスが後の大きなトラブルにつながります
依頼する際は、実際に現場へ入る業者が誰なのかを明確にしておくことが大切です。

事例① 目地が施工されていなかった

目地とは、墓石同士の隙間を埋める部分であり、水やゴミの侵入を防ぐ重要な箇所です。
ところが、施工経験の浅い業者では「一見きれいに見えれば良い」と考え、目地をきちんと施さずに閉じてしまうことがあります。

結果として、雨水がカロート(納骨室)に入り込み、内部が湿気やすくなったり、コケやカビが生えやすくなったりといった状態に。
外からは見えないため気づきにくいですが、数年後に目地割れや石の浮きが発生する原因にもなります

事例② 専用の道具や材料を使っていなかった

石材店では、納骨作業専用の工具やボンド・目地材を使用します。
これはお墓の構造を長く保つために欠かせないものですが、非専門業者の場合、ホームセンターで手に入る一般建築用の接着剤やモルタルを代用することがあります

一見すると問題ないように見えても、数年後には接着が弱まり、石がズレたり、目地が剥がれたりするケースが報告されています。
特に夏場や冬場など、気温や湿度が変化しやすい時期はその影響が顕著です。

納骨は「その場しのぎ」ではなく、何十年も先を見据えた施工が必要となります。
石材専用の資材を扱える業者を選ぶことが大切です。

事例③ 次回の納骨ができない施工をされていた

本来、納骨作業は次回以降の納骨がスムーズに行えるように設計されるべきです。
しかし、構造を理解していない業者が施工を行うと、目地を過剰に固めたり、石を密着させすぎて再び開けられない状態にしてしまうことがあります

次の納骨の際に石を無理に外そうとして破損し、結果的に高額な修繕が必要になったという相談も少なくありません
このような事態を防ぐには、初回の施工から「次を見据えた設計」を行える石材店に任せるのが最善です。

責任・保証がないことで後悔する人も

非専門業者に依頼した場合、工事に関する保証やアフター対応がないことがほとんどです。
「施工後にズレが出た」「目地が外れた」といった連絡をしても、「弊社では対応できません」と言われてしまうケースがあります。

一方で、信頼できる石材店であれば、保証期間の設定や再施工の相談も可能です。
“誰に頼むか”という選択が、将来の安心につながるということを忘れてはいけません。

小さな施工ミスが、大きな後悔につながる

納骨作業の失敗は、その瞬間には気づかないことがほとんどです。
しかし、数年後に目地割れや浸水、石のズレなどが起こり、「最初から石材店に頼めばよかった」と後悔する方も多くいます。

大切なご家族の納骨を、確かな技術と責任をもって行うために、信頼できる石材店に依頼することが、もっとも確実で安心な選択です

安さで選んではいけない理由

「費用を抑えたい」という気持ちは自然なこと

納骨やお墓に関する費用は、葬儀や法要などと重なることも多く、「なるべく安く済ませたい」と考えるのはごく自然なことです。
特に、インターネットやチラシなどで「納骨一式〇円」「格安施工」といった表現を目にすると、つい手軽で安心に感じてしまう方も少なくありません。

しかし、納骨作業は、単に金額だけを比較して選んでしまうと、見えない部分で大きな差が生まれることがあります。

「安さ」には理由がある

価格が大きく下がる背景には、

人件費を抑えるために、手軽な専門外の人間が作業している
施工時間を短縮して数をこなすスタイル
安価な接着剤や簡易工具を使用している

といった要因があります。

このような施工では、安く済ませることができる代わりに耐久性や再施工が必要となる原因になることが多いのです。

数年後、石のズレや目地の剥離(はくり:はがれて取れてしまうこと)が起きた際に再施工が必要となり、結果的に修繕費がかさんで「最初から専門店に頼んだほうが安かった」というケースも珍しくありません。

「施工の見えない部分」で品質が分かれる

お墓の納骨作業では、完成後に内部を確認することができません。
そのため、外見がきれいに仕上がっていても、内部ではボンドの塗布量が不十分だったり、石の位置がずれていたりすることがあります。

こうした「見えない部分の施工品質」は、価格では判断できません。

石材店は、見えないところこそ丁寧に仕上げるのが信条です。
長く使い続ける前提での設計と施工を行うため、結果としてお墓の寿命を延ばすことにつながります。

「安さ」に隠れたリスクは、精神的負担にもつながる

納骨は、ご家族が心を込めて送り出す大切な儀式です。
ところが、施工不良が発覚してお墓を再び開けなければならなくなった場合、費用だけでなく、精神的にも大きな負担となります。

「お墓に手をかけたのに、こんなはずではなかった」――そんな後悔の声は決して少なくありません。

価格よりも、“安心して任せられる信頼性”こそが本当の価値であるといえるでしょう。

“適正価格”は安心の証

適正な費用を提示する石材店は、決して安くは見えないかもしれませんが、その中には「安全」「耐久」「保証」「信頼」という見えない価値が含まれています。

「安い」ではなく「安心できる」施工を選ぶこと
それが、後悔しない納骨式を迎えるための最も確実な方法です。

お墓は一度建てたら終わりではなく、何十年も家族を見守り続ける場所です。

その大切な場所に関わる納骨作業を、安さだけで判断してはいけません。
費用を抑える工夫は大切ですが、「信頼できる業者に任せる」ことが最大の節約であり、後悔を防ぐ最良の選択です。

石材店が行う“正しい納骨作業”とは?見た目だけでなく、内部構造まで考えた施工

石材店が行う納骨作業の最大の特徴は、お墓の構造全体を理解したうえで行う施工であることです。
単にカロート(納骨室)のフタを開けて骨壺を納めるのではなく、石の重なり方・角度・目地の状態などを確認しながら慎重に作業を進めます。

お墓は見た目以上に繊細な構造で、石のわずかなズレが耐久性を損なうこともあります。

石材店では、外見・内部の両面から安定性を確保することで、次回以降の納骨も安全かつスムーズに行えるよう計算されています。

専用の道具・材料を使用し、適切な強度を確保

納骨には、墓石専用の接着剤や目地材を使用します。
これらは湿気や温度変化に強く、石材同士の密着を長期的に維持するためのものです。

また、石材店では専用の工具を使い、石を傷つけずに開閉できるよう細心の注意を払います。
開けた際には、内部に水が溜まっていないか、カビ・劣化がないかを点検することも少なくありません。

こうした作業は一見地味でも、長年の経験と専門知識があってこそ可能になる工程です

「次の納骨」を見越した丁寧な仕上げ

納骨作業は一度きりではありません。
ご家族の将来の納骨も見据え、次回以降の作業がしやすいように調整しておくことが大切です。
石材店では、目地を強固にしすぎず、それでいて水の侵入を防ぐ絶妙なバランスで仕上げます。

また、石の位置を正確に戻すことで、全体の水平・安定を保ちます。

「今回だけではなく、次の世代へ続く納骨」を考えた施工こそ、石材店が持つプロの技術と責任感の表れです。

納骨前後の点検と清掃も欠かさない

石材店の作業は「開けて閉めるだけ」では終わりません。

施工の前後には必ずお墓全体の点検と清掃を行います
目地や石の表面に異常がないかを確認し、必要に応じて簡易補修を行う場合もあります。

また、納骨後にはご家族へ作業内容を説明し、今後のメンテナンスのタイミングなどもアドバイスするなど、アフターフォロー体制が整っているのも安心のポイントです。

「信頼の可視化」ができる業者を選ぶ

信頼できる石材店は、見積書や作業内容を明確に提示します。

作業の工程、使用する材料、保証内容などを事前に説明するため、お客様が安心して任せられる環境を整えています。

「どのように行われたか」が見えること=安心の証です。

目に見えない技術だからこそ、信頼できる説明や記録が重要です。

確かな技術が“長く安心できるお墓”をつくる

納骨作業は、お墓の寿命を左右するほど大切な工程です。
石材店の正しい施工は、お墓の美観と耐久性を守るだけでなく、次の世代に安心して受け継げる状態を保つ役割を担っています。

「どこに頼むか」ではなく、「どれだけ丁寧に扱ってもらえるか」。
その違いが、数十年後のお墓の姿を変えるのです。

監修者情報

渡辺裕
(わたなべゆたか)

1984年生まれ。千葉県松戸市育ち。
実家が石材店のため、幼い頃からさまざまなご家族様の供養に触れて育つ。
大学卒業後は法人向けソリューション営業に従事し、その後当石材店に勤務。
多くのご家族様のお墓の建立に携わり、2017年に4代目店主として代表取締役に就任。
終活に関する資格を多数所有し、幅広い知識と経験でお客様に寄り添ったサポートを心がけている。

有限会社 千代田家石材店/代表取締役
いのちの積み木/認定 ファシリテーター
一般社団法人 日本石材協会/認定 お墓ディレクター 2級 認定番号 21-200080-00
一般社団法人 終活カウンセラー協会/終活カウンセラー 2級
一般社団法人 終活協議会/終活ガイド 2級
一般社団法人 日本看取り士会/看取り士
一般社団法人 日本尊骨士協会/尊骨士
有限会社 松戸ペット霊園/メモリアルアドバイザー

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お問合わせ

【一般社団法人 終活カウンセラー協会認定】
【一般社団法人 尊骨士協会認定】
【いのちの積み木 認定ファシリテーター】
【ペットメモリアルアドバイザー】
【和モダンスタイル 認定優良石材店】
【プペルメモリアル 正規販売特約店】
【みちのく銘石 正規認定取扱店】
【八柱霊園石材同業組合 会員】

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