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一口仏教①天台宗の起源・教え・発展

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今回は、仏教の中でも特に歴史が古く、日本でも広く信仰されている「天台宗」についてお話しします。

天台宗は、中国隋代に天台大師智顗によって開かれた宗派で、最澄によって日本に伝わりました。

天台宗の起源

天台宗の名前の由来は、中国の浙江省にある「天台山」にあります。

天台宗を開いた天台大師智顗は、天台山を修行の地に定め、根本道場を開いたことから「天台大師」と呼ばれるようになりました。

日本に天台宗を開いた伝教大師最澄も、中国で天台山で修行した後、日本に帰国し、天台宗を開きました。

天台宗の教え

天台宗の教えは、仏陀の教えの究極を説いた「妙法蓮華経」を中心に、菩薩戒、顕教、密教、禅法などを融合した総合仏教です。

これを「四宗相承」と言い、円・密・禅・戒、そして念仏を法華経の精神で統合していこうというものです。

また、すべての人や生物、存在には仏になる可能性があると教えています。

天台宗の発展

天台宗は、慈覚大師円仁、智証大師円珍、五大院尊者安然、慈慧大師良源恵心、僧都源信、慈眼大師天海らの名僧によって発展を遂げました。

お唱えする言葉

「南無阿弥陀仏」(なむあみだぶつ)を唱えることが多い。
正式には、「南無宗祖根本伝教大師福聚金剛」(なむしゅうそこんぽんでんぎょうだいしふくじゅこんごう)

ご本尊

久遠実成無作(くおんじつじょうむさ)の本仏
釈迦如来(しゃかにょらい)・阿弥陀如来(あみだにょらい)・観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)など

天台宗では、「さまざまな仏さまは釈迦牟尼仏が、縁によって私たちを救うために姿を変えて現れたものである」と考え、釈迦如来、大日如来、阿弥陀如来、観世音菩薩など多くの仏さまを等しく尊信します。

まとめ

以上が、天台宗についての簡単な紹介でした。

天台宗は、多くの名僧たちによって発展を遂げ、多くの人々に親しまれています。

皆さんも、天台宗の教えやご本尊について興味がある方は、一度調べてみると良いかもしれませんね。

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