新年度になると、新しい気持ちでお墓参りをする方も多いのではないでしょうか。
しかし、お墓参りはただ「お墓に参る」だけではありません。
正しいマナーや注意点を把握しておくことで、より深い意味を持ったお参りができます。
今回では、新年度に向けてお墓参りをする前に知っておきたいポイントについて紹介します。
【お墓参りのルールとマナー】
手と心を清める
お墓参りをする際に手を洗うことが一般的に行われています。これは、お墓が聖域であると考えられ、清めた手で参拝することが敬意を表すとされているためです。
また、手を洗うことによって、手についた不浄を落とすことができます。
不浄とは、現代的な意味合いで言えば菌やウイルスなど、健康に悪影響を及ぼすものです。
手を洗うことで不浄を落とすことができるため、お墓参りの際に病気を広げることを防ぐことができます。
手を洗う方法は、お墓参りの場所によって異なる場合があります。
お墓参りの場所に手洗い場がある場合はそちらで手を洗い、ない場合はペットボトルに水を入れて持参しそこで手を洗うこともできます。
いずれにしても、手を洗うことで清潔な状態を保ち、お墓参りに臨むことが大切です。
お墓のお掃除をする
お墓周りを綺麗に保つことは、ご先祖様への敬意を表すと同時に、見栄えも良くします。
お参りの前に、必ずゴミ袋やハンドブラシなどを持参し、お墓周りの清掃に備えておくことをおすすめします。
お墓周りに落ち葉や枝が散乱していたり、ごみが捨てられていると、不快な印象を与えることがあります。
お墓周りの整理は、落ち葉や枝を集め、ごみを捨てるだけでなく、花を活けたり、墓石を清掃するなど、手入れも含みます。
このような作業を行うことで、お墓参りに訪れる人々に、清潔で美しい環境を提供することができます。
手を合わせ黙祷をする
お参りする前に、お墓の前で一礼してから、正面からお墓に近づきます。
お墓の前で、先祖に対して手を合わせて、黙祷します。
お参りする際には、背中を向けたり、手を合わせたまま後ろを向いたりしないようにしましょう。
背中を向けることや手を合わせたまま後ろを向くことは、お墓やご先祖様に対する無礼な行為とされます。
これは、背中を向けることで相手を見下すという文化的な背景があるためです。
また、手を合わせたまま後ろを向くというのは、手を合わせるときに手を合わせた相手に対して、気持ちを込めてお辞儀する行為であり、後ろを向くことでその意味がなくなってしまうためです。
このような行為は、ご先祖様に対しての敬意や感謝の気持ちを表すことができないため、避けるようにしましょう。
供花は生花をお供えする
仏教では、死者の魂は生者と同じように感覚を持っていると考えられています。
そのため、生者が感じる美しいものや香りが魂にも伝わるとされ、お供え物として生花を用いることがあります。
また、生花は自然界の恵みであり、季節感や風情を感じさせてくれることから、お墓参りの場でも生花をお供えする習慣があります。
しかし、生花は枯れることがあるため、状態を確認し、枯れている場合は取り替えるようにしましょう。
ゴミやお供物は持ち帰る
お墓周りの整理は、お参り後すぐに行うことが大切です。
時間が経つと、落ち葉や枝が増えたり、ごみが散らかってしまうことがあります。
お墓周りを綺麗に整え、ごみを捨てることは、ご先祖様への敬意を表し、地球環境に配慮することにもつながります。
お参りが終わった後は、必ずお墓周りの清掃を行いましょう。
以上が、お墓参りのルールやマナーになります。
大切な先祖を偲ぶ行事ですので、心を込めてお参りしましょう。
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